老後のことを視野にデザイン

「子供がいるといないとでは人生設計も異なる」


少子高齢化が続く今日、注文住宅を建てるなら老後のことを考慮しなくてはなりません。若い時分はカウンターバーがあるなどお洒落なデザインを取り入れたがりますが、住宅ローンを抱えていると自宅でノンビリとお酒を楽しむ余裕は初めの内だけ、子供が成長すると真っ先にお洒落なデザインはネックになります。子供がいるといないとでは、住宅設計も人生設計も大きく異なり、年齢が早い段階で家を建てると老後のために建て直しや大規模リフォームの必要が出てきます。


「無理が出来るのは若い時分のみ」


これから30年後の日本は先進国であり続けることは困難、現在の高齢者のように手厚い保障は受けられないと予想されています。老後を安心して暮らすためには、注文住宅を建てる際に看護や介護を受けやすい環境にしておく必要があります。将来のために現在を犠牲にすることに抵抗感がある人は多いですが、無理が出来るのは若い時分のみ、高齢になれば選択幅が狭まるため、リタイア後のことも考慮した造りが必要です。

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